シエナの聖カタリナは「人は愛されることを知った時から愛するようになります」と言葉を残しています。目に見えないものにこそ心をむけ愛を注ぐ、何より大切にしていることです。心静かに手を合わせることで自分の心と向き合い、感謝の気持ちを持つこと。神さまがいっしょにいてくれることで安心して心の平和を持つ。縦割り環境で様々な違いを受け入れ、理解し合い助け合い関わり学び合う。人間としての基礎づくり、自己構築していくこの時期に、ひとつひとつの体験の積み重ねを通して、自分のちからで最後までやり遂げることができる子に。
家族・友だち・先生・周りと人から愛され大切にされる、これ以上の「おくりもの」はありません。家族の人と同じように、大好きな人ができますように、そして、誰かの大好きな人になっている自分を好きになれる子どもに育ってほしいと願います。